世界初※1!都市ガス専焼と同一出力で混焼率45%を達成 ~2024年より販売中の水素混焼ガスエンジン、水素混焼率大幅上昇~

wanwei2025172025-06-22 02:27:01
  JFEエンジニアリング株式会社(社長:福田 一美、本社:東京都千代田区)は、このたび、2024年より販売中の水素混焼ガスエンジンコージェネレーション設備 JFE-MWM/Hシリーズ(以下、「Hシリーズ」)をバージョンアップし、水素混焼率を最大45vol%※2まで大幅に引き上げることに成功しました。   当社は、従来から販売していた400~800kWクラスの都市ガス専焼高効率ガスエンジンコージェネレーションシステム(JFE-MWMシリーズ)※3を水素混焼用に改造、都市ガス13A専焼時と同一出力で同レベルの発電効率を達成し、2024年5月にJFE-MWM/Hシリーズ(水素混焼率最大25vol%)として販売を開始しました※4。   その後も水素混焼率を引き上げる実証試験を継続し、このたび、45vol%でも都市ガス13A専焼と同一出力、同レベルの発電効率を達成しました※5。都市ガス13A専焼と同一出力を保っての水素混焼率45vol%の達成は、世界初となります。   さらに、水素混焼においては混焼率の引き上げと、発電効率維持・窒素酸化物(NOx)低減の両立が難しいとされていますが、Hシリーズでは、発電効率を維持したままNOx排出基準の上乗せ規制値(条例・指導要綱、等)の200ppm(O₂=0%)以下を満足する性能を実現しております。   また、Hシリーズが有する特長及び機能※4は、水素混焼率を45vol%に引き上げても維持いたします。具体的には、Hシリーズは従来の都市ガス13A専焼機を簡易なレトロフィット※6により水素混焼化した機種のため、都市ガス13A専焼機として導入した場合でも、将来的に水素混焼仕様に改造することが可能です。また、ガスエンジンに都市ガス・水素の混合気を供給する都市ガス-水素混合装置も混焼率アップに対応しております。運用面では、「水素混焼モード」と「都市ガス専焼モード」の2つの運転モードを搭載し、また停電時における都市ガス専焼での自立運転が可能です。   当社は、長年に渡るガスエンジンコージェネレーションシステム開発の知見を活かし、お客さまのカーボンニュートラルへの取り組みに大きく貢献してまいります。   以上
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